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犬の病気(中毒)


これはあくまでも目安です。わんちゃんのためにも、おかしいなと思ったら、獣医師の診察を受けましょう。

病名 原因など 症状 治療

タマネギ中毒

タマネギ、ネギ、ニンニク、ニラなどを食べることによって溶血性貧血を起こす中毒症です。ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドにより、赤血球内のヘモグロビンが酸化され、赤血球が変化してしまい、溶血しやすくなったり、脾臓で破壊されやすくなってしまうために、溶血性の貧血を起こしてしまいます。たとえば、10sの犬がタマネギ1個食べると発症します。

貧血、黄疸の他、元気消失、下痢、嘔吐などを起こします。

輸液療法を行い、貧血のひどい場合は輸血も行います。ネギのゆで汁でも発症しますので、残飯を与えている家庭では注意が必要です。

メチルキサンキチン中毒

チョコレート、カフェイン、コーラなどを摂取することによって起こる中毒症です。

神経興奮による舞踏様運動、けいれん、多尿などを起こし、大量に摂取することで、不整脈を起こして死亡することもあります。

摂取後、1時間以内であれば、催吐剤により嘔吐をさせます。それ以降であれば、輸液療法などの対症療法が必要になるでしょう。

薬剤中毒

殺鼠剤として用いられるワルファリンや農薬、殺虫剤として有機リン、ヒ素、カーバメイト、クマリン系製剤、ホウ酸などの誤飲による中毒、その他に、ナフタリン中毒、有機フッ素剤中毒(ハダニ用殺虫剤)などがあります。

いずれの中毒も、よだれをたらし、嘔吐、けいれん、虚脱と神経症状を示し、重症例では死亡します。

薬剤を誤飲してすぐならば、ただちに吐かせます(家庭ではオキシドールや塩水などを多量に飲ませ、催吐するとよい)。それでも吐けないなら、胃洗浄、吐剤、下剤や浣腸を行い、毒物の排除に努めます。その他、吸着剤、解毒剤、強肝剤を用います。その他の症状に合わせて対症療法を行います。